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平屋の家事動線は間取りで決まる!一級建築士が解説する家事が劇的に楽になる回遊設計と後悔しない成功事例

最終更新日 2025年08月29日

平屋の住まいは、ワンフロアで生活が完結する特性を活かした、効率のよい家事動線を実現できます。でも「収納が使いにくい」「コンセントが足りない」など、暮らしはじめてから後悔する声も少なくありません。水回りの集中配置や回遊動線、可変性のある収納、コンセントの位置・数など、大事なポイントを押さえた家づくりのヒントをお届けします。家事に追われず、家族との時間を大切にできる住まいを目指しましょう。

家事が劇的に楽になる!平屋の家事動線「3つの鉄則」

仕事や子育てに追われる忙しい毎日。だからこそ、家事にかける時間と手間はできるだけ減らしたいものです。そこで重要になるのが、家事動線に配慮した間取り設計。家事をぐっとラクにしてくれる、「3つの鉄則」を押さえておきましょう。

【1】究極の時短を生む「水回り+収納の集中配置」

料理・洗濯・収納を効率的に進めるためには、キッチン・パントリー・ランドリールーム・ファミリークローゼットを隣接させるのがポイント。洗濯機を回しながら料理をつくり、乾いた洗濯物をランドリールームで畳んで、そのままクローゼットに収納するといった「ながら家事」が最小限の移動で完結します。無駄な動きを減らせるため、時間と体力の節約に。

【2】ストレスフリーな移動を叶える「回遊動線」

回遊動線とは、行き止まりがなく、住まいの中をぐるりと一周できる動線設計のこと。たとえば、「キッチン→洗面所→ランドリールーム→ファミリークローゼットを通って再びLDKへ戻れる」といった間取りです。料理や洗濯を同時進行しやすくなるだけでなく、複数のルートがあるため朝の忙しい時間帯に家族が同時に動いても動線が重なりにくく、快適性が向上。また、子どもが遊ぶ際にも見守りやすく、安心感があります。

【3】5年後、10年後も快適な「可変性のある収納」

収納は、単に大容量であればよいわけではありません。大切なのは、家族構成やライフスタイルの変化に対応できる「可変性」を備えていること。5年後、10年後には、暮らし方が大きく変わっている可能性があるからです。
たとえば、可動棚やハンガーパイプの位置を調整できるクローゼットなら、収納する物に合わせて柔軟に活用できます。キャスター付きの収納家具を選べば、空間に合わせたレイアウトの変更もスムーズです。
また、兄弟姉妹で子ども部屋を共有する場合は、幼い時期は間仕切り収納を壁側に寄せて部屋を広く使い、成長してプライバシーが必要になったら中央に配置すれば、大規模なリフォームをせずに個室化できます。長く住み続ける住まいだからこそ、将来を見据えた収納計画が快適な暮らしにつながるのです。

【間取りの事例】30坪の平屋で実現!共働き家族のリアルな家事動線と間取り

共働き家族のライフスタイルに寄り添い、毎日の家事をラクにする工夫が詰まった、30坪の平屋の事例をご紹介。収納や動線の工夫、将来を見据えた柔軟なプランなど、理想の住まいづくりにお役立てください。

【事例1】時間効率を最優先した間取り

時間効率を最優先した間取り

時間効率を最優先した間取り

忙しい共働き夫婦が、仕事と育児の合間に効率よく家事をこなせるよう、移動距離を最小限に抑えた間取りです。キッチンの背面には洗面所を配置し、さらにファミリークローゼットへとつながる動線を確保。乾燥後の洗濯物を、すぐ隣のクローゼットに収納できるため、無駄な移動がありません。また、料理や片付けの合間に、洗濯や風呂掃除などを同時進行しやすいように計画されています。

【事例2】家族との時間を大切にする間取り

家族との時間を大切にする間取り

キッチンを住まいの中心に配置し、家族とのつながりを感じながら、家事の負担も軽減できる間取りです。キッチンの正面には和室を設け、調理や片付けをしながら子どもの様子に目が届くよう配慮。小さなお子様がいる共働き世帯でも安心して過ごせます。
さらに、洗濯物を畳んだり、アイロンがけをしたりする家事スペースとして便利なユーティリティーと、ファミリークローゼットを隣接して配置。洗濯後の衣類をスムーズに収納できるため、片付けの手間を最小限に抑えられます。

【事例3】将来も暮らしやすい間取り

将来も暮らしやすい間取り

キッチン・洗面所・リビングを回遊できる間取りで、無駄な廊下を省き、どの部屋へもスムーズにアクセス可能。玄関から洗面所を通ってキッチンへとつなげているため、買い出し後の荷物を短い距離で運び入れられて便利です。動線がコンパクトにまとまっているため、将来的に足腰への負担が少なく、高齢になっても安心して暮らせます。子どもが巣立ったあとは、洋室を趣味の部屋や書斎、夫婦それぞれの個室、ウォークインクローゼットとして活用するなど、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。

【事例4】回遊動線+機能的な収納を備えた間取り

回遊動線+機能的な収納を備えた間取り

回遊動線+機能的な収納を備えた間取り

水回りを1直線に配置し、キッチンを中心にパントリー・洗面所・ファミリークローゼットをぐるりと回遊できる動線を確保。調理・洗濯・収納がスムーズにつながることで、家事の負担を軽減します。さらに、キッチンとダイニングを横並びに配置しているため、配膳や片付けが最短距離で完結。玄関横には、ベビーカーや、子どもの外遊び用おもちゃなどを収納できる土間収納を設けており、散らかりがちな玄関回りがすっきり整います。日々の使いやすさにこだわった、機能性の高い間取りです。

注文住宅だから叶う
理想の平屋!
アエラホームで建てる魅力

アエラホームの平屋は、優れた省エネ性能と自由度の高い間取り設計を兼ね備えた住まいです。「高断熱・高気密・高遮熱」「制震システム」などの最新技術を採用し、快適な暮らしと安心感を両立させています。家族の未来を豊かにする理想の住まいを、ぜひアエラホームで叶えてみませんか?

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理想を叶える自由設計

アエラホームの平屋は、家族構成やライフスタイルに合わせた自由な設計が可能です。たとえば、リビングを中心にした開放的な空間や効率的な家事動線、将来の家族構成の変化に対応できる柔軟な間取りなど、さまざまな希望を反映できます。また、バリアフリー設計にも対応しているため、長く安心して暮らせる家づくりが可能です。

高断熱・高気密・高遮熱で一年中快適に

平屋は屋根面積が広いため、日射熱の影響を受けやすい特性があります。しかし、アエラホームの平屋は、アルミ箔面材付きの断熱材を使用した外張断熱工法により、外気温の影響を最小限に抑えられるのが大きなメリットです。 熱損失が大きい開口部には、高性能のアルミ樹脂複合サッシトリプルガラスを使用し、隙間には気密テープで徹底した気密処理を施すことで、夏は涼しく冬はあたたかい快適な室内環境を実現。冷暖房の削減効果も期待できます。

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太陽光発電システムで省エネな暮らし

屋根面積が広い平屋は、太陽光パネルを効率よく配置できます。一般の住宅に比べて使う電気量が少なくすむ高気密・高断熱・高遮熱の家なら、我慢なく光熱費0円生活の実現も可能。 環境にやさしく、経済的な負担も軽減する省エネな暮らしを実現します。

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高い耐震性能で安心の毎日に

地震や台風といった自然災害が増える昨今、耐震性能は住まいづくりで重要なポイントです。アエラホームの平屋は、建物の構造自体の強化に加え、地震の揺れを軽減する制震システムを標準搭載。繰り返しの地震にも効果を発揮する設計で、大切な家族と安心して暮らせる住まいを実現します。

高い耐震性能

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アエラホームの平屋住宅で、あなたの理想の暮らしを叶えませんか?

間取りやデザインなど、お客様のご要望に合わせて、最適なプランをご提案いたします。 まずはお気軽に、無料相談会へお越しください! 専門のスタッフが、お客様の疑問や不安にお答えします。         

【後悔しないために】一級建築士がアドバイスする家事動線の失敗例と対策

家事動線は、毎日の暮らしやすさに直結します。住みはじめてから「こんなはずではなかった」とならないように、多くの人が陥りがちな失敗例と具体的な対策を知っておきましょう。

【失敗例1】「とりあえずの収納」が物であふれる

「このあたりに収納をつけておけば何とかなるかも」「足りなければ後で家具や棚を追加すればいい」といった、とりあえずの収納で家づくりを進めてしまうと、暮らしはじめてから「使いにくい」「物が入りきらない」といった不満につながりやすくなります。ワンフロアの平屋は収納スペースに限りがあるため、計画的な収納設計が大切です。
ポイントは、どこで何を使い、どこにしまうかを明確にする「ゾーニング収納」。使う場所の近くに収納を設けておけば、必要な物をすぐに取り出せて、片付けもスムーズに行えます。

<快適な収納をつくる3ステップ>
1. 手持ちの衣類や家電、書籍、趣味の道具などをリストアップする。
2. リストを設計士と共有し、「何を・どこに・どれくらい」しまうのかを具体的に整理する。
3. 動線や使い勝手をふまえて、間取りに反映してもらう。

【失敗例2】家電の配置を考えない「コンセント計画」

「コンセントは多めに設置しておけば大丈夫」となんとなくの感覚で設置したところ、実際に住んでみたら「ここに欲しかったのにない」「コードが届かない」といった不便を感じるケースは少なくありません。「どこで・どんな家電を・どう使うか」を事前にシミュレーションしたうえで、コンセントの位置や数を決めましょう。

<コンセント計画>
キッチン 調理家電の定位置に加えて、ホットプレートやミキサーなど一時的に使う家電用の予備コンセントを確保しておくと安心です。
リビング テレビやオーディオ機器のほか、スマホ・タブレットの充電やお掃除ロボットの基地も忘れずに。
各居室 ベッドサイドの照明やスマホ充電、デスクで使うPCやプリンタなど、家具の配置をふまえて高さや位置を調整しましょう。寝ながらスマホを使いたい人は、枕元付近にコンセントを設けておくと便利です。
廊下 コードタイプの掃除機を使う場合は、少し高めの位置にコンセントを設けておくと、抜き差しがラクになります。夜間の足元灯用には、低めに設置すると足元をしっかり照らせます。

【失敗例3】「今の暮らし」に最適化しすぎた間取り

間取りを現在のライフスタイルに合わせすぎてしまうと、将来の変化に対応できず、暮らしにくさを感じることも。子どもの成長や親との同居、在宅ワークの増加など、家族構成や働き方は変化するものです。あらかじめ可変性を持たせておけば、大きなリフォームをせずに快適な暮らしを維持できます。

<変化に対応できる間取りにするアイデア>
・将来、間仕切りで部屋を2つに分けられるように、ドアや窓、コンセント・照明・クローゼットを2つずつ設けておく。
・リビングの一角に、「子どもの遊び場→スタディコーナー→夫婦の趣味や書斎など」として使える多目的スペースを設ける。
・階段の上り下りが負担になる将来に備えて、1階に寝室や水回りをまとめておく。
・将来的に二世帯住宅にする可能性を考慮し、ミニキッチンやトイレなどを増設しやすいように配管スペースを確保しておく。
2025年以降を見据えた新しい家事動線のトレンド

【未来志向の家づくり】2025年以降を見据えた新しい家事動線のトレンド

働き方や暮らし方の多様化、テクノロジーの進化により、住まいに求められる役割は年々変化しています。快適な暮らしを長く続けるためには、家事の効率化を支える家事動線もアップデートが必要です。

在宅ワークを快適にする「公私の分離動線」

在宅ワークが定着した今、仕事と家事・育児のスペースが同じ空間に混在していると、ストレスを感じやすくなります。とくに「仕事に集中したい」「家族との時間をゆっくり過ごしたい」など、場面ごとに快適に過ごせるように、公私の動線を分ける間取り計画が大切です。家族が集うLDKから離れた場所にワークスペースを設けると、生活音が気になりにくく、人の行き来も少ないため、落ち着いて作業に集中できます。スペースに余裕がない場合は、リビングや寝室の一角に半個室のような空間を設けるだけで、オンオフの切り替えがしやすくなるでしょう。育児中で子どもから目を離せないときでも、半個室なら気配を感じながら作業できるので安心です。

AIやIoT家電が前提の「スマート動線」

AIやIoT家電の進化により、家事のあり方は大きく変化しています。これからの家づくりでは、テクノロジーを快適に活用するための間取り計画が、ますます重要になってきます。たとえば、ロボット掃除機を導入するなら、基地(充電スペース)の確保が必須。段差の少ない回遊動線にすれば、同じ場所を何度も通らずに済み、効率よく掃除できます。また、スマートスピーカーやIoT家電を導入する場合は、十分な数のコンセントが必要です。何台使うのか、どこに設置するのかを生活動線と合わせて検討することで、より快適な住まいを実現できます。

家族のための時間をつくる家づくりを始めませんか

平屋の家事動線は、間取りの工夫次第で快適さが大きく変わります。「水回りの集中配置」「回遊動線」「可変性のある収納」などを取り入れることで、家事効率がぐっと高まり、家族と過ごす時間にもゆとりが生まれます。毎日の家事の負担を減らし、もっと心地よく暮らすために、家事動線にこだわった家づくりを始めてみませんか。

一級建築士 神谷三理砂

この記事の著者

一級建築士 神谷三理砂

建築業界で住宅やインテリアの意匠設計を担当。独立後、住宅兼カフェの設計・家具・装飾品のデザインを手掛ける。 ボストンの職人学校にてジュエリー制作を学び、帰国後ジュエリーブランドを立ち上げる。2008年はスウェーデンの展示会に出展。2011年パリの展示会に出品。 経験を活かし、家のデザインや間取り、インテリアコーディネート、収納アイデアなど住まいに関するコラムを多数執筆している。

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