注文住宅を建てるために、土地探しから始めようと考えているものの、土地探しのポイントや購入するまでの流れがわからないという方も多いでしょう。
そこで本記事では、土地探しの際に知っておきたいポイントや知識をまとめて紹介します。
自分の気に入った土地で注文住宅を建てたいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
土地探しから引き渡しまでの一連の流れに沿って、それぞれにかかる期間の目安を紹介します。
土地探しの流れと必要な目安の期間
ここからは、以下のステップについて詳しく解説します。
初めて土地を探す際の参考にしてください。
まずは、自分たちが住みたい家のイメージを固めていきましょう。
交通の便がよいところがいいのか、学校や公園などに近いところを望むのかなど、人によってさまざまな理想があるはずです。
自分たちの希望する条件を書き出し、優先順位を決めておきましょう。
どんな土地を選ぶかによって、生活の利便性はまったく異なるため、自分たちが求める家のイメージを構築しておくことが大切です。
不動産会社やハウスメーカーなどに、土地探しを相談して希望する土地を提案してもらいましょう。
土地の相談に関しては無料で対応してくれる会社がほとんどのため、自分たちの理想に当てはまる土地はあるのかどうかを相談してみることもおすすめです。
住みたい家のイメージが固まれば、土地探しを始めます。
土地探しは不動産会社やハウスメーカーに相談することもよいですが、Webサイトでも気軽に土地を探すことができます。
Webサイト上ではよい土地に見えても、実際に土地を見てみると思っていた広さではないことや条件に合わないこともあります。
気になる土地が見つかれば必ず現地へ足を運んで、希望する条件に合っている土地なのかどうかを確認しましょう。
気になる土地に足を運んで特に問題ないようであれば、土地の申し込みと住宅ローンの仮審査を受けます。
土地の申し込みの際は、本人確認書類や物件に関する資料など、必要となる書類を用意しておくとスムーズです。
また、同時に住宅ローンが組めるのかどうかの仮審査をしてもらいましょう。
ローンを組めることを確認したあとに、不動産売買契約を締結します。
契約時は手付金が必要となることがほとんどのため、ある程度まとまった自己資金を用意しておく必要があります。
自己資金の金額の目安としては売買価格の5~10%が相場になるので、事前にいくら必要か把握して資金を用意しておくことがおすすめです。
契約締結後、本審査を申し込みます。
本審査に必要な書類は仮審査とは異なり、不動産売買契約書や収入証明書、住民票の写しなどが必要です。
本審査は1~2週間ほどで審査結果が出ますが、3週間ほどかかることもあるので余裕を持って申し込みましょう。
ローンの借入先を決定し、金融機関と金銭消費貸借契約(金消契約)を締結します。
契約後、融資が実行されます。
売主が代金を確認したら、土地の引き渡しが行われます。
所有権移転登記が完了すれば、買主の土地となります。
次に、土地探しをする際に気をつけておきたい、5つのポイントを紹介します。
これから土地探しをされる方は、ぜひ確認してみてください。
注文住宅を建てる場所として気になる土地がある場合は、現地に足を運びましょう。
Webサイトやチラシ上ではよく見えても、実際に行ってみると気になる点があるかもしれません。
周辺環境や住民の雰囲気など、自分の目で見て初めてわかることもあります。
気になる土地が複数ある場合も、必ず現地を訪れ、判断するようにしましょう。
近年、日本では自然災害の発生が増加しているため、注文住宅を建てる土地の環境によっては災害リスクが高い可能性があります。
そのため、できるだけ災害リスクの低い場所に家を建てられるように、ハザードマップを確認しておきましょう。
ハザードマップを見れば、その地でどのような災害の発生リスクがあるかがわかります。
不動産会社の担当者にも「この地域はどのような災害が発生する恐れがあるか」を聞いておくことがおすすめです。
不動産業者はあくまでも土地に関するプロなので、土地探しに関するアドバイスは可能です。
しかし実際に希望に沿った注文住宅が、その土地に建てられるかどうかのアドバイスはできない可能性が高いです。
そのため、建物に関するプロである住宅会社の担当者にも気になる土地を見てもらい、希望の建物が建てられるかアドバイスをもらいましょう。
また、土地の購入にほとんどの費用を使ってしまい建物を建てる予算が足りなくなってしまうこともあります。
しかし、住宅会社の担当に相談すると、全体の予算を踏まえたうえで土地探しを行ってくれるため、このようなリスクを抑制できます。
住みたい土地が見つかれば、用途地域を確認しましょう。
用途地域とは、建てられる建物の種類や高さ、建ぺい率などが地域によって決められているルールのことです。
一見、同じような住宅街に見えても、地域ごとに用途地域の区分が定められていることで、低層の住宅しかないところもあれば、オフィスビルを建てられる場所もあります。
用途地域の分類によっては、せっかく気に入る条件の土地があっても、希望の条件を満たす注文住宅が建てられないという場合もあります。
そのため、その土地の役所の窓口やインターネットでの検索、住宅会社の担当者に用途地域について必ず確認しておきましょう。
建築条件つきの土地の場合、家を建てる施工会社が指定されています。
希望の住宅会社が決まっている場合は、指定されている施工会社に依頼せざるを得ないため、自分のこだわりが詰まった注文住宅を建てられないという可能性もあります。
たとえば、希望する内外装を選べないことや間取りを大きく変更することができないなどがあるので、注意しましょう。
また、建築条件付きの場合には土地を購入してから3か月以内に設計を決めなければならないことが多いため、間取りをじっくり考えたい方にはおすすめできません。
いかがでしたでしょうか?
注文住宅の土地探しをする際には、購入までに1年ほどかかるため、土地のエリアや条件などのイメージはできるだけ具体的に固めておきましょう。
気になる土地があった場合はWebサイトで確認するだけではなく、必ず現地へ足を運ぶことがおすすめです。
また、日本では自然災害も増えているため、ハザードマップを確認してどのくらいの災害リスクがあるのかどうかを確認しておきましょう。
アエラホームの注文住宅は外張り断熱と充填断熱のW断熱を軸に、環境設計を通してトータルな住宅設計ご提案しております。また土地探しのお手伝いもさせていただいているので土地探しから注文住宅までご相談ください。
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