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注文住宅を建てる予算はいくら?シミュレーションをして算出

最終更新日 2022年01月13日
注文住宅を建てる予算はいくら?シミュレーションをして算出

注文住宅を建てたいと考えている方のなかには、自分の収入に合った予算がどれくらいなのか検討もつかないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、注文住宅の予算を調べたいときにできるシミュレーションについて解説します。
予算決めに悩まれている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

注文住宅の予算シミュレーションをするうえで必要な住宅ローンの知識

注文住宅を建てる予算のシミュレーションをするためには、まず住宅ローンのことを理解しなければなりません。
住宅ローンとは、不動産を購入するときに金融機関から受けられる融資のことを指します。
住宅ローンを組むときには、どれだけのお金を借りる必要があるのか、そして毎月どれだけの額を返済することができるかを考える必要があります。
そのため、注文住宅の予算は住宅ローンの組み方で大きく変わるのです。
以下に、住宅ローンのことを理解するために必要な基礎知識を3つ紹介します。

基礎知識①住宅ローンの月々の返済額

1つ目に押さえておきたい基礎知識は、住宅ローンの月々の返済額についてです。
住宅ローンでは不動産を購入するために必要な資金を借り入れ、借りたお金を長期間に渡って、月々一定の額を返済していきます。
月々の返済額は、借り入れたお金である元金と利息を合わせたもので、返済額は借り入れたお金と返済期間によって決まります。
一般的に、借入額の目安は年収の5倍以内とされており、その範囲内であれば安心安全な返済を行うこと現実的になるでしょう。
たとえば、年収が700万円の場合、借入額は上限3,500万円でローンを組むというイメージです。
また、年間の返済額の目安は年収の25%以内であることが望ましいです。
たとえば、年収が700万円の場合、年間の返済額は175万円で月々の返済額は約14.5万円となります。

基礎知識②住宅ローンの3つの金利のタイプ

2つ目に押さえておきたい基礎知識は、住宅ローンの3つの金利のタイプについてです。
金利とは、利息が決まるときに指標となる利率のことです。
金利が高いほど返済額が高くなり、反対に金利が低いと返済額も低くなります。
基本的には金利は低いほうがいいと捉えていただくと問題ないでしょう。
住宅ローンには返済方法によって金利のタイプを3つから選ぶことができます。
その金利のタイプとは、固定金利型・変動金利型・固定金利期間選択型の3つです。
固定金利型は、借り入れたときの金利が返済期間中変わらないままでいるタイプの金利です。
金利は世の中の景気によって大きく左右するものですが、景気の影響を受けずに一定であることが固定金利型のメリットです。
変動金利型は、借り入れたときの金利が返済期間中に変わることがあるタイプの金利です。
返済期間中に金利が低くなった場合、返済額が少なくなる場合があることがメリットです。
固定金利期間選択型は、一定期間は固定金利型を採用し、その期間を超えるときに再度金利のタイプを選べるというものです。

基礎知識③住宅ローンの2つの返済方法

3つ目に押さえておきたい基礎知識は、住宅ローンの2つの返済方法についてです。
住宅ローンの返済方法には、元利均等返済と元金均等返済の2パターンがあります。
元利均等返済とは、毎月一定の額を返済するタイプの返済方法です。
毎月いくら返済するかが決まっているので、計画性をもって返済しやすいことがメリットです。
なお、多くの人は元利均等返済を採用しています。
元金均等返済とは、返済が進むにつれて返済額が少なくなるタイプの返済方法です。
住宅ローンを早めに完済させたい人におすすめのタイプとなります。

4LDKの注文住宅を建てるのに必要な費用をシミュレーション

これまで紹介した住宅ローンの基礎知識を踏まえて、実際に注文住宅を建てるときの予算を知るためにシミュレーションをしてみましょう。
今回は、LIFULL HOME’Sの「おうち予算シミュレーション」を使って、シミュレーションをします。
以下のステータスで、架空のAさんのシミュレーションをしてみましょう。

Aさんのステータス

  • 年齢:35歳
  • 配偶者の有無:有
  • 子どもの有無:有(3人)
  • 世帯収入:世帯年収合計700万円/1回あたりのボーナス額100万円
  • 毎月返済額:14万円
  • 自己資金:1,000万円

※毎月返済額とは自動車ローン、教育ローン、カードローン(クレジットカードによるキャッシングや商品の分割払い、リボ払いによる購入)などのことです。

Aさんは35歳で年収700万円のサラリーマンです。
3人の子どもの成長を見据えて、4LDKのマイホームを建てることを検討しています。
その場合、家を購入するために必要な資金と、住宅ローンの毎月の返済額はどれくらいになるのでしょうか。
結果は以下の通りです。

シミュレーションの結果

  • 住宅購入の目安金額(予算の目安):3,500~4,500万円
  • 住宅ローン:12万円
  • 生活費:27万円

シミュレーションの結果、Aさんは4,000万円台の家を建てても問題がなさそうと判断できました。
さらに、住宅ローンの毎月の返済額は12万円で、Aさんの年収で考えると無理のない返済ができそうです。
参考:LIFULL HOME’S
https://lifullhomes-index.jp/sim/household/?nx_id=cont_all_price_link0031

土地の価格相場を調べる方法

注文住宅を建てるときに土地を所有していない場合、まずは家を建てる土地を仕入れることから始めることになります。
家をどこに建てるかのおおよその目途も立っていない場合には、土地選びを入念に行う必要があります。
土地を選ぶうえ基準の1つとして、土地の価格が挙げられるでしょう。
そこで、以下には土地の価格相場を調べるときに役に立つ調べ方を解説します。

調べ方①土地総合情報システム

1つ目の調べ方は「土地総合情報システム」というサイトを用いて調べる方法です。
このサイトは、不動産の取引価格を閲覧することができる国土交通省のサイトです。
各都道府県の土地の情報が網羅的に記録されているため、過不足なく参考にできるでしょう。
参考:土地総合情報システム
https://www.land.mlit.go.jp/webland/

調べ方②大手ポータルサイト

2つ目の調べ方は大手ポータルサイトを使って調べる方法です。
たとえば、SUUMOやLIFULL HOME’Sなどのサイトで調べることができます。
大手ポータルサイトは土地総合情報システムと比べると、土地の価格だけではなく学校や病院などの周辺地域の情報も載っていることが特徴です。

住宅ローンの流れ

本記事にて注文住宅をシミュレーションする際の必要な住宅ローンの知識をご紹介しましたが、住宅ローンはどのように組めばいいのでしょうか?
別記事の「注文住宅の購入に必要なローンの仕組みとつなぎ融資の関係」で状況別にご紹介しております。ぜひご覧ください。

注文住宅の予算を決めるならシミュレーションをしよう

いかがでしたでしょうか。
注文住宅を建てる費用のシミュレーションをすることで、住宅ローンの借入額や月々の返済額の目安がわかります。
一般的に、住宅ローンは25年以上の長期間で返済していく融資なので、家を建てるときはお金の計算をかなり緻密にしなければなりません。
そのため、シミュレーションをしながらしっかりと資金計画を立てることが重要です。

アエラホームの注文住宅では安全で安心な、そして環境にやさしい家づくりをしています。
住宅ローンのシミュレーションも行っていますので、注文住宅を建てることを検討されている方は、お気軽にご相談ください。

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この記事の著者

アエラホーム編集部

住まいのプロとして、住宅に関するお役立ち情報を提供します。デザインから機能性まで、お客様にぴったりの住まいをご提案。住まいの専門家として、建築や住宅に関する知識を分かりやすくお届けし、理想のライフスタイルを実現するお手伝いを致します。豊富な経験から得たアドバイスやトレンド情報をお楽しみください。


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