注文住宅でマイホームを建てようとお考えの方のなかには、庭にもこだわりたい方は多いのではないでしょうか。
しかし、何も考えず安易に造ってしまうと、後々スペースが足りなくなってしまうことや手入れ作業が増えて負担になる可能性もあります。
そこで本記事では、注文住宅で庭を造る際に押さえておきたいポイントを詳しく説明します。
注文住宅で庭付きのマイホームを建てたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
注文住宅で庭を造ろうとする際に、事前に造る目的が定まっていないと利用できるスペースや手入れ作業の負担など、将来的な問題に繋がってしまう可能性が高いです。
庭を造る目的は「使う」と「鑑賞する」の2つに分けられます。
たとえば、子どもやペットとの遊びなどに使うために造る庭であれば、デッキやガーデンルームにくわえて、雑草が生い茂らないように定期的な手入れ作業が必要です。
一方で、植えてある樹木やデザインを鑑賞するために造るのであれば、手入れの必要がない樹木を植えることや長時間見ていても飽きないデザインにする必要があります。
このように、目的によって設置するものやどんな木を植えるかが変わるので、注文住宅で庭を造る際は前もって目的を決めるようにしましょう。
続いて、実際に注文住宅で庭を造る際の重要なポイントについて詳しく説明します。
大きく分けて、3つのポイントがあります。
1つ目のポイントは、移動する人の動線を考えて設計するということです。
特に庭と玄関がつながっているタイプの家であれば、日常的に移動する場所となるでしょう。
このときに生活動線が考えられていないと、買い物や帰宅時にストレスを感じる原因になる可能性があります。
人の定期的な移動が予測される場合は、玄関から入口までの道を造り快適に歩けるようにしましょう。
また、その道に沿ってベンチやテラスを設置すると、大人にも子どもにも使い勝手の良いものになります。
2つ目のポイントは、駐車・駐輪のスペースを考えて面積を決めるということです。
よくある失敗例として、庭の面積を広くしすぎて新しく車や自転車を購入した際に駐車・駐輪スペースを確保できないということがあります。
もし注文住宅を建てる前から新しい車や自転車を購入する予定があるのなら、あらかじめその分のスペースを確保してから面積を決めるようにしましょう。
3つ目のポイントは、庭を造る方角を考えるということです。
たとえば、ガーデニングや野菜作りをしようと考えている場合、方角が北向きであることや、近隣の高い建物の陰になってしまう場所は日光が入らないので不向きとなります。
一方で、日光があたりにくい庭だと夏場の熱中症リスクを下げることや、雑草が育ちにくくなることから、手入れ作業の負担が減るといったメリットもあります。
庭を造る目的に応じて適切な方角も決まるので、ここも押さえておきたいポイントの1つです。
最後に、注文住宅の庭によく敷かれる芝生と砂利のメリットとデメリットの紹介をします。
それぞれ分けて説明します。
芝生の庭のメリットは、家にいながら自然の雰囲気を楽しめて子どもと一緒に寝転んで遊ぶことが可能な点です。
また、芝生は直射日光を吸収するのでコンクリートの地面のような照り返しが無く、比較的涼しく感じられます。
芝生の庭は雨の日も水たまりやぬかるみができないので、歩いても泥汚れにならないこともメリットです。
一方で、芝生は手入れがとても大変であるという特徴もあります。
天然の芝生だと、草の成長に合わせて定期的な手入れが必要になります。
特に夏場だと草の成長も早くなり手入れの頻度も多くなるので、炎天下での草刈りは大きな負担になるでしょう。
また、人工芝は天然の芝生ほど手入れが必要ないことや丈夫で長持ちするというメリットもありますが、その分天然の芝生よりも費用が高額になりやすいというデメリットもあります。
庭に砂利を敷くと、地面まで日光が届きづらくなり雑草が生えにくくなります。
また、砂利の道を歩くと音が鳴るので防犯対策になる点もメリットです。
一方で、庭に砂利を敷いてしまうとガーデニングや野菜作りが出来なくなってしまいます。
また、一度敷いたら撤去する際に大きな手間がかかってしまうこともデメリットです。
撤去を業者に頼んだとしても、費用がかかってしまうので注意が必要です。
いかがでしたでしょうか。
注文住宅で庭を造る際は、鑑賞のために造るのか使うために造るのかを前もって決めておきましょう。
特に目的を持たずになんとなく造ってしまうと、後々に手入れの負担や駐車・駐輪スペースがなくなるなどの問題が起きてしまう可能性があります。
事前に決めた目的に沿って庭を造り、注文住宅で素敵なマイホームを建てましょう。
アエラホームの注文住宅では、庭に限らず家のデザインや内装などお客様のご要望にしっかりとお応えできる住宅を建てています。
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