年齢を重ねると共に、段差がある家が暮らしにくいと感じ始めたMさまは、年齢を重ねても安心・快適な平屋の家を選択しました。
リビングの天井に架けた梁が、開放感を強調しており、天井を吹き上げたリビングは、広々と開放的です。
肌触りにこだわった無垢材の床は、「以前の家は梅雨時になると何回拭いてもベタベタしていたし、冷たいから寝転がることもありませんでした。
孫が遊びに来たときも、安心して遊ばせられます」とご夫妻は大満⾜のご様子です。
リビングの連窓サッシを全開すれば、床面がフラットにつながるウッドデッキがセカンドリビング的な空間になります。
「ここではよく大勢でバーベキューを楽しんでいます」とMさま。
吹き上げた天井の高さを活かし、階段を掛けて設けた2.4畳ほどの中2階的な空間を書斎にしています。
優れた気密性による防音効果で、室内は驚くほど静か。書斎の床下は、収納スペースとして活用しています。
キッチンの食器や家電類などは奥に設けた大型のパントリーにすべて収めているので、とてもすっきりしています。
開放的なリビング側との天井高の変化で、オープンなキッチンを緩やかにゾーニング。
駐車場からパントリー内に設けた勝手口からキッチンへと直接アクセスできるスムーズな動線を実現しました。
買い物帰りの食品などは、持ち帰ってすぐにパントリーに収納できます。
雨の日も濡れずに車の乗り降りができるのも快適です。
ゆとりの玄関ホール。
外張W断熱で家中どこでも温度差が少ないため、玄関に入った瞬間から外気温の寒暖にかかわらず、快適な温度環境を実感できます。
ハイサイド窓から自然光を取り入れられる、明るく清潔感が漂う洗面室。
「この窓のおかげで湿気がこもらず、カビの悩みも解消できました」とMさま。
使わないときは天上面に竿を収納できる室内干し用の設備も設置しています。
「雪が降る寒い明け方に仕事から帰ると家の中がとても暖かで、妻に『一晩中エアコンを点けていてくれたの?』と聞いたら、
『夜の9時には消したわよ』と言うんです。これには驚きました」とMさま。
真冬の朝起きる辛さや、夏の熱帯夜の寝苦しさから開放された今、「外張W断熱がすごいんだな、と改めて感じています」
招き屋根の広い面を利用して10.45kWの太陽光発電を搭載した、高気密・高断熱で省エネな家。
「外から見たときの窓の数や形にもこだわりました」というお洒落な外観は、道行く人が足を緩めて眺めていくそうです。