厚生労働省の発表によると、熱中症による死亡者数は増加傾向にあり、年間の死亡者数は約1000人にのぼります。また環境省の資料によると、年間5000名以上の方が熱中症により救急車で搬送されています。
※東京都及び政令指定都市のみ
熱中症とは、熱による脱水や体内の塩分バランスが狂うことで引き起こされ、最終的に気温が高いのに体温を調節する機能が狂ってしまうという一連の流れで起こるめまいや頭痛、 けいれん、意識障害といった症状のことをいいます。ですから原因は温度と湿度が高い環境と、汗をかくための自律神経の不調が関与しています。
最近メディアでも家の中にいながら熱中症になってしまうことがニュースで取り上げられることが多くなりました。これは、節電への意識の高まりにより、 夏の暑い日でも冷房を使わずに我慢して過ごしているうち、熱中症になりかかっていることに気付かず発症してしまうということも原因の一つであると考えられます。 特に抵抗力の弱い高齢者の方が室内にいるときに熱中症で倒れるケースが増えています。
国立環境研究所の調査によると、年齢別でみた際に65歳以上の方の搬送が目立っています。ただし、注意したいのは18歳~64歳の若い世代でも1/3以上を占めているということです。 特に家で過ごす時間が多い女性の方が男性に比べ多くなっています。熱中症は高齢者の方だけに起こるわけではなく、子どもでも同じように起こります。 特に思春期前の子供は汗腺をはじめとした体温調節能力がまだ十分に発達していないために高齢者と同様に熱中症のリスクが高くなります。部屋の中にいるからと安心せず、注意しましょう。
・気密・断熱性能が高いから、外の暑い温度を家の中に伝えません。
・遮熱性能で夏の暑い日差しもカット。
・省エネ住宅だから、エアコンを使用しても 光熱費を抑えることができます。
危険な住宅内の熱中症から家族を守ります!