自然を住空間に取り入れたインテリアスタイル。その最大の特徴は、リラックスできる空間であること。花や草をモチーフにしたボタニカルテイストは、ナチュラルな雰囲気の空間と相性抜群。部屋全体をアースカラーで統一し、自然素材と植物を取り入れれば、家にいながら自然を感じる温もりあふれる暮らしが実現します。

海外の古い倉庫や工場などを彷彿とさせる工業的なデザインで機能美も兼ねたヴィンテージスタイル。少しレトロで、オールドアメリカンな雰囲気を醸し出していくのがポイントです。部屋全体の配色を黒やグレーなどの落ち着いた色で統一すれば、無駄のない無機質な雰囲気の中にもカッコ良さが香る空間に仕上がります。

北欧由来のインテリアスタイル。壁や床などをあたたかなナチュラルカラーでまとめ、木製やファブリック製の家具、自然をモチーフにした雑貨などを組み合わせ、シンプルでナチュラルにすることがポイント。ずっと家の中で過ごしたくなるような居心地のよい空間に仕上がります。

日本の古き良きテイストを取り入れつつ、モダンでスマートにまとめられた空間へ。床は畳や木の風合いを感じる素材、壁は彩度の低い落ち着いた色合いに。建具などの直線的な要素と、間接照明や障子から射し込む淡い光の要素を合わせることで、スタイリッシュで上質な大人の空間が実現します。

優雅さとノスタルジックな雰囲気が共存する、優しくロマンチックな住空間へ。白い壁をベースに、落ち着いた色合いの床材や建具を組み合わせ、美しい曲線を描くデコラティブな家具を取り入れたり、シャビーシックな質感のフレンチアンティークの家具やインテリア小物を使うのがポイントです。

ワンランク上のホテルで過ごすようなラグジュアリーな空間へ。そんなホテルライクなテイストに設えるポイントは、生活感をなくすこと。インテリアを、ホワイトやブラックなどのモノトーンで統一。床や壁だけでなく、家具、ラグマットなどを同系色でまとめると、ホテルのような落ち着いた雰囲気をつくれます。

ナチュラルで柔らかな女性らしい雰囲気の中にも、洗練された落ち着きが宿る住空間に仕上がるのがこのインテリアスタイルの大きな特徴です。ポイントは、部屋全体をホワイトやベージュのようなニュアンスカラーでまとめ、ラタン(籐)やリネン、木材、コットンなどの天然素材を多く取り入れること。

海外のホテルのインテリアを思わせるポップでカラフルなスタイル。カラフルインテリアをセンスよくつくるコツは、鮮やかな色をメインに、彩度も明度も高い色を取り入れて、明るい空間にすること。鮮やかで元気が出るようなカラフル感で包まれた住空間は、家族との大切な時間をもっと楽しく彩ってくれるはずです。

Minimalとは海外で使われるようになった言葉ですが、近年のライフスタイルのひとつとして定着してきたスタイル。ポイントは色調をなるべく抑え、素材や形で曲線やデザイン性のあるものを取り入れること。シンプルさの中にも柔らかな雰囲気を醸し出してくれます。少ない物の中でも自分らしさを表現するのがミニマルインテリアです。自分にとって本当に必要なものや機能性を追求し、最小限に無駄をそぎ落としたこだわりの空間はより心地よく、自分のライフスタイルを高めてくれるインテリアスタイルです。

70年代調インテリア「ネオセブンティーズ」をテーマに、「華やかさ × 落ち着き」を組み合わせたスタイル。ポイントは、落ち着きや安らぎを与えるアースカラーを基調に、ラグや照明器具で華やかさと現代のモダンな雰囲気を取り入れること。オーセンティックとは正統派という意味がありますが、インテリアスタイルでは落ち着きのある雰囲気を残しつつ、現代の新しいデザインを取り入れたことでカジュアルすぎない品格のある雰囲気が実現します。