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注文住宅と建売住宅は何が違う?メリット・デメリットを解説

最終更新日 2022年01月13日
注文住宅と建売住宅は何が違う?メリット・デメリットを解説

戸建て住宅に住みたいとお考えの方は、さまざまな情報を調べるなかで「注文住宅」と「建売住宅」という言葉を聞く機会があるのではないでしょうか。
注文住宅と建売住宅の違いが理解できていないと、どちらを選んだらよいのかわかりませんよね。

そこで本記事では、注文住宅と建売住宅の違いや、それぞれのメリット・デメリットなどを紹介します。
自分に合った戸建て住宅を選びたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

注文住宅とは

注文住宅とは、もともと所有している土地や購入した土地に、1から設計した住宅を建てることです。
そのため、住宅の間取りや設備、外観を自分の好きなように設計できます。
また、一口に注文住宅といっても「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」の2種類があります。
フルオーダー住宅は、住宅の間取りや使用する素材などの住宅づくりにかかわる内容を自由に決められるといったものです。
一方、セミオーダー住宅では、あらかじめ間取りなどの基本的な仕様が決められており、クロスや床材・設備のカラーなどで自分なりのこだわりをプラスしていく住宅になります。
このように、注文住宅であっても種類によって自分で決められる範囲が異なるということには注意しましょう。

注文住宅を建築するメリット

注文住宅には、さまざまなメリットやデメリットがあります。
建てたあとに後悔することがないように、事前にどのようなメリットやデメリットがあるのかということを把握しておきましょう。

メリット①自由度が高い住宅を建築できる

注文住宅のメリットとして、自由度が高いという点が挙げられます。
注文住宅を建築する場合は、住宅の間取りや設備、外観などのすべてを自分で決められるため、細部にこだわった自分好みの住宅を建築することが可能です。
ほかの住宅と同じようなつくりになるということも避けられるため、オリジナリティのある住宅を建てられます。

メリット②建築過程を確認できる

住宅を建てる際、どのように建築されているのかという過程を確認したい方もいらっしゃるでしょう。 注文住宅であれば、住宅が建築されていく段階を実際に確認することができます。

工事現場に足を運んで建築過程を確認することで、丁寧に工事が行われているという確信が持てるでしょう。

メリット③予算を調整できる

建売住宅や注文住宅は購入するにあたりまとまった費用が必要となりますが、注文住宅についてはある程度予算を調整しつつ建てることができます。

注文住宅は、間取りや設備にこだわりを持って建築できる点が特徴であり、反対にこだわりの少ない部分はグレードを下げて費用を抑えられます。
自分の予算に合わせて住宅を建てられる点は、注文住宅の魅力の1つです。

注文住宅を建築するデメリット

注文住宅を建築する際は、メリットだけではなくデメリットもあります。
ここからは、注文住宅の3つのデメリットを紹介します。

デメリット①完成までの期間が長い

注文住宅は、住宅の間取りや設備、外観を自由に決められる点がメリットですが、その分、工事を開始するまでに時間を要します。

注文住宅の建築が完成するまでには約1年前後の時間がかかる場合もあるため、入居するまでに時間がかかる点をデメリットだと感じる方もいらっしゃるでしょう。

デメリット②予算が足りなくなる可能性が高い

注文住宅を建築する際、費用をかけてこだわりたい部分が多い場合は、予算が足りなくなるといった事態も考えられます。

予算を超えないようにするためには、もっともこだわりたい部分はどこなのかということを明確にし、妥協できる部分をあらかじめ決めておくことが大切です。
また、こだわりの少ない部分はグレードを落として、費用を抑えるといった工夫もおすすめです。

デメリット③完成した住宅を想像することが難しい

新たに住む家を決める際、一般的にはすでに完成されている住宅を見て、どの物件がよいのかという判断をしますよね。
しかし、注文住宅の場合は住宅メーカーと契約を結んだあとに工事が開始されるため、完成した住宅を想像することが難しい傾向にあります。

いざ完成した住宅を見てから「イメージと違っていた……」と、思う可能性もあるので注意しましょう。

注文住宅の建築に向いている方の特徴

ここからは、注文住宅の建築に向いている方の2つの特徴を紹介します。

特徴①こだわりのある住宅を作りたいという方

注文住宅の建築に向いている方は、こだわりを持った家に住みたいとお考えの方です。

注文住宅であれば、細部にまで自分の希望を反映させた住宅を建てられます。
そのため、注文住宅を建築することによって自分の理想や、ライフスタイルに合わせた家に住むことができるでしょう。

特徴②細かい打ち合わせが苦にならない方

細かい打ち合わせが苦にならない方も、注文住宅の建築に向いています。
なぜなら、注文住宅を建築する場合、住宅メーカーや施工業者と何度も打ち合わせを行う必要があるからです。

こだわりのある住宅が完成するのであれば、多少手間がかかっても問題ないとお考えの方は、注文住宅を建てることがおすすめです。

建売住宅とは

注文住宅とよく対比される建売住宅とは、土地と住宅がセットで販売されているものを指します。
そのため、土地を所有していない方や、土地と住宅をセットで購入したい方におすすめです。

また、建売住宅は、注文住宅のように住宅の間取りなどを自由に決められるものではなく、基本的な仕様があらかじめ決められているという点が特徴です。

建売住宅を購入するメリット

建売住宅も、注文住宅と同様に多くのメリットがあります。
ここからは、建売住宅を購入する3つのメリットを紹介します。

メリット①手ごろな価格で購入できる

建売住宅のメリットは、注文住宅よりも手ごろな価格で購入できることです。
なぜなら、建売住宅は住宅ごとに間取りや素材を変えるのではなく、同じものを使用した住宅をまとめて建てるため、建築にかかる費用を抑えられるからです。

また、建売住宅は住宅の基本的な仕様が決まっているので、住宅メーカーの方と何度も打ち合わせをする必要がなく、人件費も抑えられます。
上記の理由により、建売住宅では建物にかける費用を出来るだけ抑えることができ、比較的手ごろな価格での実現が可能になっています。

メリット②購入したら工事を待たずに入居できる

建売住宅を購入すれば、工事を待たずに入居できるという点もメリットの1つです。
理由としては、ほとんどの建売住宅は住宅の工事が終了した状態で売られているからです。

注文住宅の場合は、建築が完成するまでに約1年前後かかることもありますが、建売住宅の場合は、購入してから1か月程度で入居できる場合もあります。

メリット③現物を見ることができる

建売住宅を購入する場合は、購入前に現物を見ることが可能です。
注文住宅は、建築が完成するまでどのような住宅が完成するのかというイメージをすることが難しいですが、建売住宅の場合は事前に確認できるというメリットがあります。

そのため、購入時と現物を見たときにギャップが生まれるという心配がありません。
購入前に、住宅の間取りや内装を確認できる点は建売住宅の大きなメリットです。

建売住宅を購入するデメリット

「注文住宅よりも建売住宅のほうがよいの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、建売住宅にもいくつかデメリットがあります。
建売住宅を購入する2つのデメリットを、以下で紹介しています。

デメリット①間取りや設備を変更しづらい

建売住宅を購入した場合、間取りや設備を自由に変更できません。
購入してから「寝室を広くしたい」「キッチンの動線を変更したい」などの、希望を叶えることが難しいでしょう。

デメリット②ほかの住宅と同じようなデザインになりやすい

ありきたりなデザインになる可能性が高いという点も、建売住宅のデメリットとして挙げられます。
建売住宅は、同じような間取りや素材を使用して複数の住宅を建てているため、どうしても住宅同士の外観が似てしまいます。

万人受けするようなデザインが好きな方であれば問題ありませんが、個性のあるデザインに憧れている方にとっては、デメリットだと感じられるでしょう。

建売住宅の購入に向いている方の特徴

注文住宅の購入に向いている方と、建売住宅の購入に向いている方はそれぞれ特徴が異なります。
ここからは、建売住宅の購入に向いている方の特徴を紹介します。

特徴①好立地な土地に住みたいという方

好立地な場所に住みたいと思っている方には、建売住宅の購入をおすすめします。

駅から近く周りにスーパーが並んでいるといった条件のよい土地は、人気があり競争率が高いため、簡単に購入できません。
また、条件のよい土地があるということを知ったとしても、個人で購入する場合はローンを組まなければならないため、即決はできないでしょう。

しかし、住宅メーカーなどの業者は土地の購入を即決できるため、必然的に建売住宅として販売されている住宅は、好立地な土地である場合が多い傾向にあります。

特徴②予算が少なくても戸建て住宅に住みたいという方

手ごろな価格で購入できる点は、建売住宅のメリットの1つです。
そのため、予算が少なくても戸建て住宅に住みたいとお考えの方には、建売住宅の購入が向いています。

建売住宅は同じ間取りや素材を使用して複数の住宅を建てるため、効率がよく、そして工期を短縮できるという特徴もあり、その結果建築にかかる費用や人件費を抑えられます。

建築にかかる費用や人件費を抑えられることで、住宅の販売価格が安くなるため、限られた予算のなかで戸建て住宅を購入することが可能です。

注文住宅は自由に設計できるが建売住宅は基本的な仕様が決まっている

いかがでしたでしょうか?

注文住宅と建売住宅の大きな違いは、注文住宅は自分の好みを設計に反映させられることに対して、建売住宅は完成形の住宅を購入するということです。
注文住宅の建築は、間取りや設備にこだわりたい方に向いており、建売住宅の購入は主に予算を抑えたいという方に向いています。
アエラホームの注文住宅では、建築を希望する方向けに希望を反映させた自由な設計で住宅を建てるサービスを提供しています。
わからない部分はある程度任せたいという方は、セミオーダーでの建築も可能であるため、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事の著者

アエラホーム編集部

住まいのプロとして、住宅に関するお役立ち情報を提供します。デザインから機能性まで、お客様にぴったりの住まいをご提案。住まいの専門家として、建築や住宅に関する知識を分かりやすくお届けし、理想のライフスタイルを実現するお手伝いを致します。豊富な経験から得たアドバイスやトレンド情報をお楽しみください。


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