注文住宅のリビングを快適でおしゃれにするポイントと間取り

注文住宅で過ごしやすいリビングを作るための2つのポイント

注文住宅で家族が過ごしやすいリビングを作るために、特に重要視するとよいポイントを2つ紹介します。

ポイント①動線を確保する

1つ目のポイントは、動線を確保することです。
動線とは、日常生活を送るうえで人が移動する経路のことを指します。
動線が確保されていれば、日頃の生活を快適に過ごせるようになります。

反対に、十分な広さや開放感のあるリビングでも動線が確保されていないと、快適に過ごすことは難しいでしょう。
たとえば、人と人が簡単にすれ違える幅を保つことや、ドアを開いたときに通行の邪魔にならないことなどを意識すると、過ごしやすい動線が確保できます。

ちなみに、キッチンやお風呂、トイレなど水回りの行き来がしやすい動線を確保すると家事の効率が上がるため、リビングと水回りの間でも動線の確保はおすすめです。

ポイント②収納スペースを確保する

2つ目のポイントは、収納スペースを確保することです。
注文住宅の間取りを考える際、収納スペースをあらかじめ組み込んでおくと、タンスや棚などの収納家具を置かなくてもよくなるため、リビングを広く活用できるようになります。

たとえば、掃除機や子どものおもちゃなども収納スペースに片づけることで、リビングに物を増やさずに生活できるようになります。
家族の持ち物や趣味に合わせた収納スペースを確保すると良いでしょう。

注文住宅のリビングをおしゃれにする間取り3選

続いて、注文住宅のリビングをおしゃれにする間取りを3つ紹介します。

間取り①吹き抜け

吹き抜けは開放感とデザイン性に優れており、おしゃれな間取りとして人気です。
上層階まで続く吹き抜けによって視界が上下に広がるため、部屋を広く見せられる点が魅力的です。

さらには、陽当たりを良くすることや風通しが良くなるという実用的なメリットもあります。
リビングに吹き抜けを採用すると、より高い位置に窓を設置することで、隣の建物の影響を受けにくくなり陽当たりや風通しが良くなります。

間取り②畳スペース

畳スペースは子どもの遊び場や客間、お昼寝など多様な使い方ができることで、若い世代にも人気のスペースです。
その利便性もさることながら、フローリング続きのリビングに畳スペースがあることでアクセントとなり、おしゃれな空間を演出します。

リビングに畳スペースを取り入れる際、畳部分だけ段差をつけて小上がりのような使い方をする場合と、段差をつけずにバリアフリーな床にする場合の2つの方法があります。
段差をつけると立体感が生まれ、よりおしゃれな空間が作れますが、まれにつまずいてしまう可能性もあるため注意しましょう。

間取り③リビングイン階段

リビングイン階段とはリビングの中に階段を設置する間取りです。
必然的に吹き抜けのようなデザインが加わり、階段自体がアクセントになるためインテリアとしてもおすすめです。

スケルトン階段と呼ばれる蹴込み板がないタイプの階段を採用すると、非常に開放感のあるリビングを演出できます。

また、2階の部屋に上がるには必ずリビングを通るようになるため、自然と家族間での会話が生まれやすくなります。
子どもが思春期を迎えてもコミュニケーションが取れるようにと、リビングイン階段を採用するご家族も多いです。

注文住宅で快適に過ごせるリビングの広さはどのくらい？

3～4人家族が注文住宅を購入する場合、一般的にリビング・ダイニング・キッチンをすべて含めた広さは16～20帖が最適と言われています。
そのなかでも、快適に過ごせる居住空間としてのリビングの広さは11～16帖が目安といえるでしょう。

ただし、リビングは広さ以外にも形状により実際の畳数より狭く感じることや、家具の配置がイメージ通りにいかないことも多いです。
そのため、注文住宅でリビングの広さを決める際は、図面上の数字だけで判断せずにモデルハウスや完成現場見学会などで、似た間取りを実際に見学することを強くおすすめします。
特に完成現場見学会はは実際に家を建てた人のリアルサイズの家を見ることができるのでおすすめです。
この時、1種類の部屋だけを見学するのではなく、さまざまな広さや形状の部屋を見学するようにしましょう。
そうすることで、自分たちにとって最適な広さのイメージを作り上げられるようになります。

注文住宅のリビングはポイントを押さえて過ごしやすさとおしゃれを両立しよう

いかがでしたでしょうか。
今回は、注文住宅のリビングを過ごしやすくておしゃれにするためのポイントや間取りを紹介しました。

注文住宅のリビングを過ごしやすくするには、動線と収納の確保がポイントになります。
また、図面上の数字だけで判断するのではなく、実際に住宅展示場などに足を運んで具体的な広さのイメージを持つことが大切です。

注文住宅でおしゃれなリビングを作るには、開放感やアクセントが重要です。
吹き抜けや畳スペース、リビングイン階段などの間取りを検討しておしゃれなリビングを目指しましょう。

アエラホームの注文住宅では、お客様のこだわりに合わせた多様な注文住宅のプランをご用意しており、過ごしやすさやおしゃれなど、あらゆるご希望にご対応いたします。
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