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【保存版!】人気の平屋3LDK間取りプラン集。一級建築士が家族構成と暮らしに合わせた最適解を提案

最終更新日 2025年07月09日

平屋の3LDKは、子育て世帯からセカンドライフを迎えるご夫婦まで、幅広い世代に対応できる人気の間取りです。しかし、間取りや広さによって暮らしやすさが左右され、上階がないため土地や周辺環境も大きく影響します。
限られた面積の中で理想の住まいを実現するために、実際のプランを参考にしながら、設計のポイントや土地選び、予算面などをしっかり押さえておきましょう。

【実例4選】広さ・家族構成別!人気の平屋3LDK間取りプラン集

アエラホームの豊富な平屋プランの中から、広さや家族構成に合わせた人気の3LDK間取りをピックアップ。実際の暮らしをイメージしながら見ていきましょう。

【20坪台】コンパクトながら機能的!25坪前後の平屋3LDK間取り事例

25坪前後の平屋3LDK間取り事例

25坪前後の平屋3LDK間取り事例

夫婦二人や子ども一人世帯向けの、約28坪の平屋の間取り事例です。コンパクトで無駄のない動線計画で、効率的な空間を実現しています。

<間取りのポイント>
・LDKの上部に勾配天井を取り入れて、広がりのある空間を演出。
・キッチンとダイニングテーブルを横並びにレイアウトし、配膳・片付けの動線を最短に。
・キッチンのカウンターは、忙しい朝の簡易的な食事スペースに。お子様の学習スペースとしても活用でき、キッチンからそっと様子を見守れます。
・LDKから出入りする洋室は、子ども部屋に最適。廊下に面した洋室は、仕事や趣味の部屋に。将来家族が増えたら、子ども部屋としても転用可能。
・水まわりを1カ所にまとめ、回遊動線と組み合わせて家事効率を向上。
・小屋裏収納を備えているため、子どもの成長とともに増える荷物にも対応できます。

【30坪台】子育てファミリーに最適!ゆとりある30坪前後の平屋3LDK間取り事例

ゆとりある30坪前後の平屋3LDK間取り事例

子育てファミリーに最適な、約31坪の平屋の間取り事例です。暮らしの効率化や快適性を追求しつつ、家族の繋がりにも配慮しています。

<間取りのポイント>
・家事をしながら家族とコミュニケーションがとりやすいように、キッチンをLDKの中心に配置。
・キッチンの正面に和室を設け、子どもが小さなうちはキッズスペースに。客間としても活用できます。
・和室は、子どもが成長すれば子ども部屋として活用。洋室・和室のどちらもLDKに面しているため、顔を合わせる機会が自然と生まれます。
・キッチン・パントリー・ユーティリティー・ファミリークローゼットをぐるりと回遊できる間取りに。家事がスムーズに進みます。
・玄関脇に洗面台を設置し、帰宅後すぐの手洗い・うがいを習慣に。子どもが泥だらけで帰ってきても、そのままお風呂へ直行できます。

【30坪以上】中庭を囲んでゆったり暮らす!趣味や客間も備えた平屋3LDK間取り事例

趣味や客間も備えた平屋3LDK間取り事例

セカンドライフを見据えたご夫婦や、お子様の独立を機にゆったりと暮らしたい方にぴったりの、中庭のある平屋の間取り事例です。個室のプライバシー性を高めながら、ゆとりのある空間づくりで家族が自然と集まれる居心地のよいLDKを実現しています。

<間取りのポイント>
・家をコの字型にして、中庭を設置。部屋の奥まで光や風が届き、住まい全体が明るく開放的に。
・アイランドキッチンを中心にした、回遊性のあるレイアウト。少ない移動で家事をこなせて、生活動線もスムーズ。シニア世帯も快適に過ごせます。
・個室を住まいの隅に分散し、適度なプライバシーを確保。子どもが巣立って空いた部屋は、趣味や書斎、来客や子どもの帰省時の寝室として幅広い用途で使えます。

人気設備が充実!こだわりを実現する平屋3LDK間取り事例

こだわりを実現する平屋3LDK間取り事例

「2way玄関やシューズインクローゼット」「ただいま動線」「ワークスペース」「ママスペース」「パントリー」「ウォークインクローゼット」など、人気の設備が充実した約30坪の平屋の間取り事例です。暮らしの質を高める工夫が随所に盛り込まれています。

<間取りのポイント>
・家族用と来客用の玄関を分離。家族用は収納力重視でゆったりとしたシューズインクローゼットを設置。来客用は常にすっきりと見える空間に。
・玄関ホールに洗面台を設置。お子様の手洗い・うがい習慣が身につきやすく、来客時にはお客様に気兼ねなく使っていただけます。
・キッチン背面にパントリーを設け、食品や日用品のストック管理をラクに。
・キッチンと洗面所をつなげる廊下にカウンターを設け、家事の合間に一息つけるママスペースに。室内干しスペースとして活用できます。
・全居室にウォークインクローゼットを完備。収納棚を置く必要がなく、空間がすっきり整います。
・LDKの中心に室内窓付きの書斎を配置。家族の気配を感じながらも集中でき、デザイン性もアップ。

後悔しない平屋3LDKを実現!一級建築士が教える間取り設計5つの鉄則

平屋の3LDKはメリットが多い一方で、間取り次第でデメリットも生じます。理想の暮らしを実現するために、「5つの鉄則」を押さえておきましょう。

【1】家族の暮らしに寄り添う「生活動線」とストレスフリーな「家事動線」

生活動線・家事動線をどう計画するかによって、暮らしの快適さは大きく変わります。家族の行動パターンに合わせて、動線を検討しましょう。たとえば、玄関のそばに洗面所を設けておけば、帰宅後すぐに手洗い・うがいができ、子どもの衛生習慣づくりにも役立ちます。また、玄関を家族用と来客用に分け、家族側にシューズクロークを設ければ、来客用の動線に靴やベビーカーなどの物があふれる心配がありません。キッチン・洗面室・ランドリールームを回遊できる間取りなら、洗濯機を回しながら朝食の準備をするといった家事を同時に進めやすくなります。来客が多い家庭では、LDKを通らずに洗面室やトイレにアクセスできる動線を確保すると、プライバシーも守りやすくなるでしょう。

【2】「収納計画」は量と質で考える!適材適所の配置アイデア

収納は、どこに何をしまうかを明確にするのがポイントです。必要な場所に適切な容量の収納スペースを確保すれば、家全体がすっきり片付きます。まとめ買いをよくするならキッチン付近にパントリーを、子どもがいるご家庭では、将来持ち物が増えることを見越して小屋裏収納を検討しましょう。ベビーカーやアウトドア用品といった外で使う大きなアイテムを収納するには、玄関脇の土間収納が便利です。さらに、洗濯から収納までを1カ所で完結させるなら、ランドリールームにファミリークローゼットを隣接させると効率的です。収納が足りないと、部屋に物があふれやすくなりますが、逆に収納が多過ぎると居住スペースを圧迫します。物を減らす・増やさないといった心がけも大切です。

【3】平屋ならではの「採光・通風」を最大限に引き出す設計術

ワンフロアの平屋は、面積が広くなると住まいの中心に光や風が届きにくくなるため、窓の位置や間取りの工夫が欠かせません。建物をL字型やコの字型・ロの型にして中庭を設けたり、高窓や・天窓を効果的に配置して、光と風が行き渡る住まいにしましょう。

【4】家族の繋がりと「プライバシー」を両立するバランスのよい距離感

平屋ではリビングと寝室や子ども部屋が隣り合うケースが多く、生活音が気になりやすくなります。プライバシーを尊重したい場合は、中庭や廊下などを挟んで、空間にワンクッション置く間取りがおすすめです。また、すべての部屋が1階にあるため、通りや隣家からの視線が気になることも。視線を遮りたい部分には植栽やフェンスを設置し、人目につきやすい部屋には高窓を採用するといった工夫をしましょう。

【5】将来の変化を見据えた「可変性」のある間取りづくり

子どもの成長や独立、在宅ワークの導入など、ライフスタイルは変化していくものです。将来を見据え、間取りに可変性をもたせておくと、長く快適に暮らせる住まいになります。
たとえば、一部屋を2つに分けられるよう、ドアやクローゼットを2つずつ設けておけば、家族が増えたときに最低限のリフォームで対応できます。予備室として和室を設けておけば、子どもが小さなうちはキッズスペースに、成長したら趣味や仕事部屋など、多目的に活用できるでしょう。

注文住宅だから叶う
理想の平屋!
アエラホームで建てる魅力

アエラホームの平屋は、優れた省エネ性能と自由度の高い間取り設計を兼ね備えた住まいです。「高断熱・高気密・高遮熱」「制震システム」などの最新技術を採用し、快適な暮らしと安心感を両立させています。家族の未来を豊かにする理想の住まいを、ぜひアエラホームで叶えてみませんか?

注文住宅だから叶う理想の平屋!アエラホームで建てる魅力

理想を叶える自由設計

アエラホームの平屋は、家族構成やライフスタイルに合わせた自由な設計が可能です。たとえば、リビングを中心にした開放的な空間や効率的な家事動線、将来の家族構成の変化に対応できる柔軟な間取りなど、さまざまな希望を反映できます。また、バリアフリー設計にも対応しているため、長く安心して暮らせる家づくりが可能です。

高断熱・高気密・高遮熱で一年中快適に

平屋は屋根面積が広いため、日射熱の影響を受けやすい特性があります。しかし、アエラホームの平屋は、アルミ箔面材付きの断熱材を使用した外張断熱工法により、外気温の影響を最小限に抑えられるのが大きなメリットです。
熱損失が大きい開口部には、高性能の樹脂サッシトリプルガラスを使用し、隙間には気密テープで徹底した気密処理を施すことで、夏は涼しく冬はあたたかい快適な室内環境を実現。冷暖房の削減効果も期待できます。

高断熱・高気密・高遮熱で一年中快適に

太陽光発電システムで省エネな暮らし

屋根面積が広い平屋は、太陽光パネルを効率よく配置できます。一般の住宅に比べて使う電気量が少なくすむ高気密・高断熱・高遮熱の家なら、我慢なく光熱費0円生活の実現も可能。
環境にやさしく、経済的な負担も軽減する省エネな暮らしを実現します。

太陽光発電システムで省エネな暮らし

高い耐震性能で安心の毎日に

地震や台風といった自然災害が増える昨今、耐震性能は住まいづくりで重要なポイントです。アエラホームの平屋は、建物の構造自体の強化に加え、地震の揺れを軽減する制震システムを標準搭載。繰り返しの地震にも効果を発揮する設計で、大切な家族と安心して暮らせる住まいを実現します。

高い耐震性能

高い耐震性能

アエラホームの平屋住宅で、あなたの理想の暮らしを叶えませんか?

間取りやデザインなど、お客様のご要望に合わせて、最適なプランをご提案いたします。
まずはお気軽に、無料相談会へお越しください!
専門のスタッフが、お客様の疑問や不安にお答えします。
        

【費用相場も把握】平屋3LDKに必要な広さと賢い予算計画の立て方

平屋の3LDKを検討する際、広さと予算はとくに重要なポイントです。家族構成やライフスタイルに合わせた最適な広さを把握し、無理のない予算計画を建てましょう。

平屋3LDK、最適な「延床面積」はどれくらい?家族構成別の目安

平屋3LDKに必要な広さは、家族構成やライフスタイルで大きく変わります。国土交通省が定めた「誘導居住面積水準」では、豊かな住生活を送るための延床面積の目安を以下のように示しています。あくまでも目安ですが、実際にどのくらいの広さが必要かを考えるうえで指針になるでしょう。将来の家族構成や暮らしの変化も見据えて、坪数を検討する際の参考にしましょう。

<誘導居住面積水準>
家族構成 延床面積
単身世帯 55㎡(約16.7坪)
2人世帯 75㎡(約22.7坪)
3人世帯 100㎡(約30.3坪)
4人世帯 125㎡(約37.8坪)

気になる「建築費用」の相場と内訳。予算オーバーを防ぐコツは?

家づくりにかかる費用は、本体工事費・附帯工事費・諸費用の3つで構成されます。注文住宅の建築費の全国平均は、延床面積約36.1坪(119.5m2)で3861.1万円。坪単価の相場は約107万円です。30坪前後の3LDKでは、約3,210万円が建築費用の目安となります。一般的に、平屋は2階建よりも基礎工事や屋根工事の面積が大きくなるため、同じ延床面積でも坪単価が高くなる傾向です。また、附帯工事費は建築費総額の約20%、諸費用は約10%を占めるといわれています。
予算オーバーを防ぐには、建物の形状をシンプルにする、収納を分散せずにまとめる、過剰なオプションを避けるといった方法があります。何に費用をかけるのか優先順位をつけ、本当に必要な物を厳選してコストダウンを図りましょう。

平屋に適した「土地」選びの注意点。失敗しないためのチェックリスト

平屋はすべての部屋がワンフロアにあるため、立地環境や敷地条件の影響を大きく受けます。土地を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしておきましょう。

<平屋に適した土地選びのチェックリスト>
・建ぺい率(敷面積に対する建築面積の割合)
・容積率(敷地面積に対する建物の延床面積の割合)
・日当たり(隣家との距離、周囲に高い建物がないか)
・プライバシー性(通りや近隣からの視線)
・災害リスク(災害時に上階に避難できないため、ハザードマップなどで確認)
平屋3LDKを格上げする空間デザインと人気設備

もっと素敵に快適に!平屋3LDKを格上げする空間デザインと人気設備

平屋の3LDKを、おしゃれで快適な住まいにグレードアップするには、間取りの工夫だけでなく、空間デザインや設備選びも大切です。デザイン性と機能性を両立させる設備やアイデアをご紹介します。

LDKを家の主役に!開放感とデザイン性を高めるアイデア

2階がない平屋は、天井を高く設定できるのが魅力です。勾配天井を採用すれば、空間が縦に広がり、実際の面積以上の開放感を得られます。さらに、テラスや庭へつながる大開口を設ければ横への広がりも生まれ、室内と屋外の一体感を楽しめる広々とした空間を演出できます。

これで暮らしが変わる!採用して良かった人気設備・仕様

洗濯の一連のプロセスを1カ所で完結できるランドリールームは、共働き世帯に人気の高い設備です。ウォークインクローゼットを隣接させれば、洗濯物を運ぶ手間が減り、まとめて収納できるため家事効率が上がります。キッチンまわりには買い置きに便利なパントリー、玄関にはシューズクロークを設けることで、収納しやすく、生活感もカバーできるでしょう。

知っておきたい!平屋の最新トレンドと省エネ住宅のすすめ

近年は、「快適さ」と「省エネ性」を両立させた家づくりが注目されています。ZEH(ゼッチ)は、高い断熱性能と省エネ設備、再生可能エネルギー(太陽光発電など)を組み合わせて、年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロにする住宅です。高断熱・高気密を備えた家は、室温を一定に保ちやすく、夏は涼しく冬はあたたかい快適な室内環境を実現。冷暖房効率が向上するため、省エネにもつながります。スマートフォンでエアコンや照明、玄関の施錠を操作できるIoT住宅は、日々の暮らしの利便性を向上させるとともに、防犯性も高めるとして普及が進んでいます。

理想の平屋3LDK実現に向けて、専門家と共に歩みを進めよう

理想の平屋3LDKを実現するには、間取り・費用・土地・設備など、多くの要素を検討する必要があります。そのためには、専門知識と経験を持つプロのサポートが不可欠です。
家づくりは、誰に依頼するのか、どの会社で建てるかによって大きく変わります。まずは住宅会社の施工事例やお客様の声もチェックし、モデルハウスや完成見学会に足を運んでみましょう。実際の家を見て体感することで、より具体的なイメージが湧きます。「この会社なら理想を形にしてくれそう」と感じられる出会いがあるはずです。

一級建築士 神谷三理砂

この記事の著者

一級建築士 神谷三理砂

建築業界で住宅やインテリアの意匠設計を担当。独立後、住宅兼カフェの設計・家具・装飾品のデザインを手掛ける。 ボストンの職人学校にてジュエリー制作を学び、帰国後ジュエリーブランドを立ち上げる。2008年はスウェーデンの展示会に出展。2011年パリの展示会に出品。 経験を活かし、家のデザインや間取り、インテリアコーディネート、収納アイデアなど住まいに関するコラムを多数執筆している。

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