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【2024年3月】アエラホームの坪単価 - 30坪・40坪の注文住宅相場

最終更新日 2024年04月26日
アエラホームの坪単価 - 30坪・40坪の注文住宅相場

注文住宅の購入を検討されている多くの方が気になるのは、やはり注文住宅を建てるにはどのくらいの費用がかかるかということではないでしょうか。
注文住宅の相場は住宅の間取りや設備だけではなく、土地の坪数や土地のあり・なしによって大きく変動します。
そこで本記事では、土地の坪数や住宅の広さによって注文住宅を建てる相場がどのくらいになるのかを紹介します。
注文住宅を建てることを検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

注文住宅を建てる際に知っておきたい面積に関する用語

注文住宅にかかる費用は、「敷地面積」「建築面積」などさまざまな基準をもとに算出されます。
そのため、注文住宅の相場を把握するには、土地の面積に関する用語を知っておく必要があります。
まずは注文住宅の面積に関する5つの用語を確認しましょう。

敷地面積

敷地面積とは、建物をこれから建てる予定の土地の面積のことです。
ただし、厳密には真上から土地を見たときの面積になるため、急な斜面になっている土地の場合は実際の面積よりも狭くなります。

建築面積

建築面積とは、建物を真上から見たときの面積のことです。
基本的には、1階部分の面積ととらえて問題ないでしょう。
ただし、1階の一部をガレージなどに使っているため2階のほうが広いという場合は、建築面積は2階部分の面積になります。

延床面積(延べ面積)

延床面積とは、建物の各階の床面積をすべて合計した面積のことです。
そのため、平屋の場合は建築面積=延床面積ということになります。
また、あくまでも部屋の床面積を合計したものなので、ここにバルコニーやロフトなどの面積は含まれません。

建蔽率

建蔽率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことです。
建蔽率は地域や建物の種類ごとに法律で決められているため、注文住宅を建てる際は建蔽率の範囲内に収まるように建築面積を決める必要があります。

容積率

容積率とは、敷地面積に対する延床面積の割合のことです。
容積率も建蔽率と同様に法律で範囲が決められています。

【30坪の場合】注文住宅の相場

一口に「30坪」といっても、敷地面積が30坪なのか、または延床面積が30坪なのかによって家の広さや費用は異なります。
一般的には「30坪の家」というと延床面積が30坪の家をさすことが多いため、ここでは延床面積が30坪の注文住宅を建てる際の相場を紹介します。
延床面積30坪の注文住宅を建てる場合の費用の相場は2,820万円程度です。
これは、住宅金融支援機構が発表した、住宅ローン利用者への2020年度の調査結果をもとに算出することができます。
住宅金融支援機構の「2020年度 フラット35利用者調査」によると、2020年に住宅ローン「フラット35」を使って建てられた注文住宅の住宅面積の全国平均は124.4㎡です。
124.4㎡は坪数に換算すると37.6坪になります。
また、同調査では、注文住宅の建設費の全国平均は3,532.5万円と発表されています。
3532.5万円÷37.6坪=坪単価(1坪あたりの建築費)約94万円です。
坪単価94万円×30坪=2,820万円となるため、延床面積が30坪の注文住宅を建てる際の費用の相場は2,820万円程度といえます。
参照:住宅金融支援機構
https://www.jhf.go.jp/about/research/loan_flat35.html

そして確認したいのは、30坪の家を建てる際は、敷地面積が30坪では足りないということです。
「住宅を建てる際は、土地に対してどれくらいの大きさの家を建ててよいのか」という建蔽率(建ぺい率)や容積率を定めた、都市計画法という法律が存在します。
都市計画法で定められている建蔽率や容積率は地域によって異なりますが、建蔽率30~60%・容積率50~200%が目安とされているので注意しましょう。
そのため、延床面積が30坪の注文住宅を建てたい場合、平屋であれば60坪、2階建てであれば40坪程度の敷地面積が必要です。
延床面積が30坪あれば、家族3~4人が暮らせる3~4LDKの間取りの家を建てられるでしょう。

【40坪の場合】注文住宅の相場

前項で算出した坪単価94万円をもとに考えると、延床面積が40坪の注文住宅を建てる場合の費用の相場は3,760万円程度になります。
また、延床面積が40坪の注文住宅を建てたい場合、平屋であれば80坪、2階建てであれば50坪程度の敷地面積が必要です。
延床面積が40坪あれば、家族4~5人が不自由なく暮らせる3~5LDKの間取りの家を建てられるでしょう。
ただし、30坪の注文住宅と比べると1,000万円ほど建築費が高くなってしまうため、場合によっては素材のグレードを見直すなど費用を抑えるための工夫が必要です。

土地なし・土地ありそれぞれの場合の注文住宅の相場

注文住宅を建てる際、土地を持っていない方とすでに持っている方では、相場にどれほどの差があるのでしょうか。
エリア別の平均的な費用の目安は以下のようになっています。

土地なしの場合

土地なしで注文住宅を建てる場合は建築料金とあわせて土地の購入費用が発生します。
建築料金と土地の購入費用を含めた、エリア別の平均的な費用の目安は以下のとおりです。

首都圏 約4,700万円
東海圏 約4,200万円
近畿圏 約4,100万円
全国平均 約4,500万円

土地ありの場合

すでに土地を持っている方の場合は土地の購入費用が発生しないため、建物の建築費用のみで注文住宅が建てられます。
土地ありで注文住宅を建てる場合の、エリア別の平均的な費用の目安は以下のとおりです

首都圏 約3,600万円
東海圏 約3,400万円
近畿圏 約3,300万円
全国平均 約3,400万円

注文住宅を建てる費用自体は、エリアが違ってもそこまで大きな差はありません。
しかし、地価はエリアによって大きく差があるため、土地の購入費用を含めた総額を見ると、首都圏で住宅を建てる際はコストが高くなることが分かります。

注文住宅の相場は土地の有無と広さによって大きく異なる

いかがでしたでしょうか。
注文住宅の相場は住宅の間取りや設備だけではなく、土地のエリアが首都圏に近く、土地と住宅の面積が広いほど高くなる傾向にあります。
また、注文住宅を建てる相場の目安は、30坪の住宅を建てる場合は約2,800万円、40坪の住宅を建てる場合は約3,700万円が目安となります。
土地をすでに所有している場合は土地代を支払う必要ありませんが、土地を含めて購入する際は、上記の料金に土地代が追加されます。
もし、なるべくコストを抑えて注文住宅を建てるのであれば、設備の住宅の材料にあまりこだわらないことや、地価が安いエリアを選ぶなどの工夫をするようにしましょう。

アエラホームの注文住宅では、お客様のニーズにあわせて建設します。
ご希望の予算や住宅の間取りをヒアリングしたうえで、お客様にとって最適なご提案を行います。
土地の選択・購入からのご相談にも対応しているので、注文住宅を建てることをご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事の著者

アエラホーム編集部

住まいのプロとして、住宅に関するお役立ち情報を提供します。デザインから機能性まで、お客様にぴったりの住まいをご提案。住まいの専門家として、建築や住宅に関する知識を分かりやすくお届けし、理想のライフスタイルを実現するお手伝いを致します。豊富な経験から得たアドバイスやトレンド情報をお楽しみください。


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